問題
2026年8月に中国東部に上陸した台風ドルフィンに関する記述として、最も正しいものはどれか。
A. 6,000キロ以上を移動したのちに上陸し、100万人以上が避難、同月の自然災害による経済損失の約78%を占めた。
B. 上陸までの移動距離はごく短く、避難を要する被害は発生しなかった。
C. 上陸はしたが経済的損失は確認されず、同月の災害損失は干ばつが大半を占めた。
D. 中国西部の内陸で発生したため、沿岸部には影響が及ばなかった。
正解
A.
6,000キロ以上を移動して上陸し、100万人以上が避難、同月の災害損失の約78%を占めた。
台風ドルフィンは6,000キロを超える距離を移動したのち、2026年8月に中国東部へ上陸し、100万人以上が避難したと報じられた。中国応急管理省によると、同月の自然災害による経済損失は54億ドルで、そのうち約78%が台風ドルフィンによるものだった。
迷いやすい誤答
C. 経済的損失は確認されず、同月の災害損失は干ばつが大半を占めた。
上陸の事実と被害規模を切り離してしまう誤りである。干ばつも農業被害の要因ではあるが、8月の自然災害損失54億ドルのうち約78%は台風ドルフィンに由来しており、単月の損失の内訳としては台風が支配的である。金額だけを覚えて内訳を取り違えると誤答する。
B. 移距離はごく短く、避難を要する被害は発生しなかった。
台風は上陸地点の近くで発生するという思い込みによる誤り。国家気象センターの主任予報官は、暖かい海洋の状態が長距離の移動中も強度の維持を助けたと説明している。また、2026年夏の中国は平年を上回る数の台風に見舞われた。