ウクライナ軍は6月、ロシアの首都モスクワとその周辺に過去数年で最大規模の無人機(ドローン)攻撃を行い、郊外の製油所で火災が発生したと伝えられた(ロシア当局・各社報道)。ウクライナはロシアの石油精製・エネルギーインフラを集中的に標的としており、ロシア国内では一部で燃料不足や配給が報じられている。ロシア国防省は多数の無人機を破壊したと発表する一方、首都でも完全な防空態勢の維持が難しくなっているとの指摘もある。
主な焦点は3点
- 1. 標的はロシアのエネルギー施設で、石油収入の圧迫が狙いとされる
- 2. モスクワ周辺の空港が一時発着制限となり、市民生活にも影響
- 3. 米国の仲介をめぐる停戦交渉のつばぜり合いも
学習のポイント
エネルギーインフラを狙う攻撃が戦況・経済の双方に及ぼす影響、当事者の発表する数値が食い違う局面での事実確認の重要性、戦闘の継続と停戦交渉が並行する構造を学べる時事事例。