【Lv4|統合】経済

問題

DRCのコバルト価格は2025年初頭の約2.1万ドル/トンから2026年半ばに約5.6万ドル/トンへ上昇し、政府は今年度の関連財政収入を、介入なしの推計約6.2億ドルに対し約23億ドルと見込んでいる。これらの情報を統合した解釈として、最も妥当なものはどれか。


A. DRCは「価格受容者(price-taker)」から、供給を管理して価格に影響を与える「価格形成者(price-setter)」へ立場を転換しつつある
B. 価格上昇はDRCの政策とは無関係な、偶発的な市場変動にすぎない
C. 収入増は見込みにすぎず、価格・収入いずれも介入前から実質的に変化していない
D. 価格が上がったため、DRCは輸出制限を撤廃して増産に転じた

正解

A コバルト価格は2025年初頭の約2.1万ドル/トンから約5.6万ドル/トンへ上昇し、DRCは今年度の財政収入を介入なしの約6.2億ドルに対し約23億ドルと見込んでいる。DRCは輸出と在庫を管理することで「価格受容者」から「価格形成者」へと立場を移しつつある。 


迷いやすい誤答

B  価格上昇を「偶発的な変動」と読むと、輸出制限(供給管理)と価格・収入の連動という因果を見落とす。

複数データを結びつけると政策主導であることが読み取れる。

C  「見込み」という語に引きずられて「変化なし」と判断しやすいが、価格は実際に約2.7倍化しており、介入前後で明確な差がある。